One Strap Can Change Your Day

ストラップひとつで、今日が変わる。

ふろしきが教えてくれる「日常を楽しむ」ということ。


毎日、同じ時間に起きて、同じ道を歩いて、同じ場所へ向かう。 そんな繰り返しの日々に、ふと「これでいいのかな」と思うことはありませんか? でも、実はその「繰り返し」の中に、小さな扉がいくつも隠れているんだと思うんです。


一駅手前で降りてみる。

たったそれだけで、知らない街に迷い込んで、気になるお店を見つけたら入ってお店の人と他愛ない話をする。 そういう小さな「いつもと違う」が、一日を変える。 そんなに遠くへ行かなくても、日常の中に非日常は隠れているんです。


「今日のいいこと」を3つ書く。

これは、知り合いに勧められてから、私自身が続けていることでもあります。 会社勤めをしていた頃は、1分でも長く寝ていたくて、満員電車で毎日通勤していました。 なぜか不満だらけで、ないものにばかり目がいっていたような気がします。 そんな私でも、続けていくうちに不思議なことが起きてきました。

自然と、一日の中の「いいこと」を探すようになるんです。 お茶室の床の間に飾られた花が街に咲いていることに気づいたり、 「颯々」さつさつという禅語がありますが、この時期の風が通り抜ける音に、心はひと呼吸つくのだそうです。 風が木々を抜けていく音だったり、竹林を渡る風やすすきを撫でる風の音。さつさつが聞こえるようになりました。 そういう小さなことを引き寄せるのではなく、もともとそこにあったものに気づく力が育っていくというような。 新しい感覚です。


ふろしきも、同じだと思うんです。

ストラップをひとつ変えるだけで、全く違う表情になる。 昨日はカジュアルに肩にかけていたふろしきが、今日は革のストラップをつけただけで、ちょっとおしゃれなハンドバッグになる。 布は同じ。でも、見え方がまるで違う。 ひと工夫で、今日が新しくなる。 それって、日常も一緒じゃないでしょうか。 一駅手前で降りる。今日のいいことを3つ書く。ふろしきのストラップを変えてみる。 どれも、大げさな変化じゃないけれど、そのどれもが、今日という一日を少し特別にしてくれるような楽しさです。


繰り返しの中に、宝物がある。

毎日が同じように見えても、実は同じ日なんて一日もない。 そのことに気づかせてくれるのが、ふろしきだったりします。 同じ1枚の布が、結び方ひとつで、バッグになり、ラッピングになり、スカーフになる。 その柔軟さと自由さが、なんだか生き方そのものを教えてくれているような気がして。 だから私は、ふろしきが好きです。


今日、ひとつだけ「いつもと違うこと」をやってみてください。

それがふろしきのストラップを変えることでも、一駅手前で降りることでも。 きっと、小さな発見があるかもしれません。

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