Wrapping and Tying: A Journey into the Heart of Japanese Culture

包むことと結ぶこと:日本文化の真髄を巡る旅

 

皆さん、こんにちは!

今日は私たちむすびずむがお伝えしたい、「包むと結ぶ」の作法について。
私たちの風呂敷にだけではなく、日本の文化に根付いているのです。
そう思うと、風呂敷が特別な布に感じられませんか?


日本といえば、着物!
着物は文字通り、着るものですが、着物を着る工程を知ると
自分の体を包んでから結んで着ているんです。


着物は一枚の反物から仕立てるのですが、洋服と異なりボタン、ファスナー、フックなどありません。
つまり紐がないと脱げてしまいます。
着物の下に着る長襦袢、その長襦袢の下にきる下着も同じです。
全てのレイヤーを重ねていくのですが、それらが崩れない様に留めるのは紐なんです。
自分に丁度いい様に調節しやすいというメリットがあります。留める箇所により名称や太さなど異なりますが、細いもの、太いもの、丈夫な織もの、綺麗な織ものなど色々ありますが最後は結ぶのです。

そして、帯も結びですね!
綺麗に飾り、最後にその帯を帯締めで締めると、「よし!」となんか今日も頑張ろうと気持ちが入ります。

日本人は毎朝着物を着ることにより、自らの気持ちを自然に整えて、一日を始める。
そして、一日の終わりに着物を脱いで畳んで終い自分を包み込んでくれた着物に感謝していたんだと思います。


現代はその大変さから日常で着物を着る人が少なくなりました。
今日一日頑張ろうと気合いを入れるのは、人それぞれあるかと思いますが、
例えば、仕事に行くのであれば通勤でしょうか?朝仕事をする前に電車の移動中に気持ちのスイッチを入れ替える時間が必要なのでは無いかなと思います。

 

とてもシンプルですが、そういった丁寧な所作を重ねていく行程の中で気持ちを込めていくことが大切なんだなと思うと、風呂敷は日本の文化そのものだということに気づきます!あなたは贈り物を通じてどんな気持ちを伝えたいですか?

 

風呂敷の優雅さと心遣いをあなたのくらしに取り入れてみてはいかがでしょうか?贈り物を包むときも、必需品を運ぶときも、単に家を飾るときも、それぞれの包み方や結び方によって、風呂敷が表現する豊かで美しい日本の伝統を生かし、今のあなたの気持ちを包み込んでいきましょう♫

 

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