Furoshiki and Way of Life

風呂敷と生き方

頑固な職人が繋ぐ日本の真心

お寿司やラーメンが日本を離れて、外国の地で受け入れられて新しく生きていることはとても喜ばしいことです。カルフォルニアロールも、日本のみならず海外で愛されるラーメン餃子も、今ではそれぞれの土地に根づき、そこでの命を生きています。

風呂敷はどうでしょうか。
元は大陸から伝わった一枚布が、日本に出会い、生活と精神性に育まれ、日本の文化として根づきました。
包むという行為に込められた礼と美意識。それは形を越えて、人と物を大切にする心です。

Musubismの風呂敷は、大量生産はしません。
頑固な職人気質が、手捺染で一枚一枚、色を重ねることを大切にしているからです。見えない部分で手を抜くことはいくらでもできる。けれど、そういうことが気持ち悪い人たちが作っています。
時間はかかるし、値段も安くはありませんが、それは真心の重みです。

特別な名誉や賞はありません。
それでも直向きに作り続けるのは、風呂敷を愛しているからです。
日本文化の真心に触れたいなら、Musubismの風呂敷を手に取ってください。
そこには、効率より誠実さを選び続けた頑固な職人の生き方が息づいています。

風呂敷と呼べる条件は何でしょうか。
丈夫であること。何通りにも使えること。持ち運びができること。そして、日本で作られていること。
Musubismは、これらの条件に加えて「綿」であることを大切にしています。綿はしなやかで丈夫、使うほどに手になじみます。役目を終えると、切って雑巾として最後まで使える。
そうやって、布が生まれてから朽ちるまでの全ての時間に意味がある。それもまた、日本の真心だと思います。

日本の真心を日常に取り入れたい方へ。
一枚の風呂敷から始めてみませんか。
Musubismの風呂敷が、あなたの暮らしにそっと寄り添います。

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