Furoshiki Workshop: The Gift that Wraps the Heart

心を包む贈り物:風呂敷の魅力と癒しのワークショップ

こんにちは、むすびずむです。今日は、風呂敷がどのように「心を包む贈り物」として重要な役割を果たすのか、そして手を動かすことの癒し効果についてお話しし、皆さんに参加していただきたい楽しくて充実したワークショップについてご紹介します。

風呂敷が心を包む贈り物である理由

  1. 個人的な思いを込める: 風呂敷を使って贈り物を包む行為は、送り手が時間と心を込めて準備していることを示しています。これは、ただ買ったものを渡すのとは異なり、個人的な関与と感謝の気持ちを伝える強力な手段です。

  2. 伝統と文化の象徴: 風呂敷は日本の伝統的な文化を象徴し、その背景には深い意味があります。風呂敷で贈り物を包むことは、文化的な価値観を共有し、受け取る人に特別な意味を持たせることができます。

  3. 持続可能な贈り物: 風呂敷は再利用可能で環境に優しいため、持続可能な生活を推進する象徴としても重要です。環境に配慮した選択をすることは、受け取る人にとってもポジティブなメッセージとなります。

手を動かすことの癒し効果と科学的根拠

  1. 集中とフロー体験: 手を使って作業をすることは、集中力を高め、フロー体験(没頭状態)を誘発することが知られています。フロー体験は、心理学者ミハイ・チクセントミハイによって提唱された概念で、深い集中状態に入ることでストレスが軽減され、幸福感が増すとされています。

  2. マインドフルネスの効果: 手を動かすことで、マインドフルネス(今この瞬間に集中すること)が促進されます。研究によると、マインドフルネスはストレスの軽減や心の安定に寄与することが確認されています。風呂敷を使ったラッピングは、このマインドフルネスを日常生活に取り入れる一つの方法です。

  3. 手作業によるセロトニン分泌の増加: 手を動かす作業は、脳内でセロトニンという「幸せホルモン」の分泌を促します。セロトニンは気分を安定させ、リラックス効果をもたらすため、手作業がメンタルヘルスに良い影響を与えるとされています。

  4. 触覚と感情のつながり: 触覚は感情と強く結びついています。手を使って素材に触れることで、心が落ち着き、リラックスする効果が得られます。風呂敷の柔らかな生地に触れることで、安心感や穏やかな気持ちを引き出すことができます。

具体的な研究と事例

例えば、編み物や手芸がストレスを軽減し、メンタルヘルスに良い影響を与えるという研究があります。2013年の研究では、編み物をする人々が、ストレスの軽減、幸福感の増加、そして不安の軽減を報告しています(Riley, J., et al. (2013). The benefits of knitting for personal and social well-being in adulthood: findings from an international survey. British Journal of Occupational Therapy)。

アートセラピーもまた、手を使った作業が心理的な安定をもたらす一例です。アートセラピーは、創造的な活動を通じて感情を表現し、ストレスやトラウマを解消する方法として用いられています。

ワークショップのご案内:七夕の飾りと風呂敷ラッピング

今回のワークショップでは、七夕の飾り作りを通じて、風呂敷の魅力を体験していただきます。江戸組紐を使った吉祥結びを作り、笹の葉に祈りを込めて願い事が叶うチャームを作ります。

さらに、紫陽花の花を連想させる花むすびのプレゼント包みや、ワインボトルのラッピングも行います。これらのラッピング方法は、結びに心を込めることができる贈り物として、特別な意味を持たせます。

日時: 6月29日(土)10:30 - 12:00

場所: (tefu) jiyugaoka
〒152-0035
東京都世田谷区奥沢5-42-3
東急東横線・大井町線「自由が丘」駅 南口徒歩2分

会費: ¥4,500(税込)

定員制: 今すぐご予約ください!

ロマンティックな物語とともに

紫陽花の花にまつわるシーボルトとお滝の愛の物語や、星伝説の織姫と彦星のロマンチックな恋の物語に思いを馳せながら、風呂敷を使った贈り物の包み方を楽しみましょう。恋心に願いを込められるような仕上がりを目指します。

ぜひ、むすびずむのワークショップに参加して、風呂敷の魅力と手作業の癒し効果を体験してみてください。一緒に心を込めた贈り物を作りましょう!

ご参加をお待ちしております。

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